前回は、苦手だった「型紙」と向き合おうと決意したところまで書きました。
そう思った経緯についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。
小さい時から作ることが好きで、洋裁に出会ってからは、自分にしか作れないものを作れるようになることがすごく楽しくて没頭していきました。
しかし、一方で知識がほとんどないまま感覚的に行っていました。
ですが何かを作るとき、またお直しをする際、その知識がないがために、自分ではこうしたい、こういうフォルムにしたいと思ってもうまくいかないことが多々ありました。
それは、洋裁の「作り方」の知識もそうなのですが、もっと根本の、
服のメカニズム、パターンとか、
そういった知識がないことが原因だったのです。
料理も、食材の知識や作り方を熟知している人がより美味しく作れますよね。
今まで本当に知るべき知識が曖昧なまま適当に作っている状態でした。
なので、後から直しばかりで、効率も悪く、必要以上に労力を費やす割には学ぶこともほとんどないので、いつまでたっても自信がつかない状態でした。
パターンを学ぶ決意をして、
この基礎ってすごく大切だと思いました。
しかし一方で、やはりパターンを学ぶのは時間がかかります。
専門の学校で習うような知識ですから。
パターンを熱心に学ぶより、洋裁の知識を手っ取り早く身につけて色々作ったほうが早く成果が出せるという考えもちらほら思い浮かんできます。
しかし
私は御言葉を読ませていただくようになり、この世の中で絶対に働いている「真理」を知ることがでにました。
ほとんどの人が知らずに生きていますが、
知らないから、知って生きることの素晴らしさを知らないのです。
御言葉に従おうと思うと、初めのうちはあまりにも自分の考えが違うので、変えていく部分が沢山あり、大変でしたが、
この、根本、いわばこの世の中のメカニズムを知った上で生きることで、本当に生きやすくなりました。
そう考えた時、
洋裁も、根本、メカニズムを知った上で行ったほうがより良いものを作れると思いました。
でも、どちらも地味な作業ですので、初めのうちはなかなか目立った成果が出せませんが、
必ず後からやってよかったと思えるのではと思います。
御言葉に従って、目標まではまだまだ遠いですが、それでも今の時点でも従って絶対良かったと思います。
知らずに、知ろうとせずに行って、疑問も解決しないままいつまでも適当なものしか作れないよりも、しっかりと基礎を作ってから素晴らしいものを作れたほうがよいですよね。
それは人生も同じなのだと思うのです。
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